当院のこだわり
治療の途中に、行程表を見ながら、効果や経過を確認
当院では初診時から「傾聴」の姿勢をもって患者さんのお話をじっくりお伺いし、無理のない治療計画を立てます。また、経過の説明を丁寧に行うために、クリニカルパス(治療の行程表)を作成します。治療の経過とゴールに向かって「今これくらい治っていて、これからこのような治療をして」とご説明します。
歯科用CTを完備し、検査体制を整えています
当院では治療の方向性の根拠となる分析・診断にとことん力を注ぎます。様々な角度から検査をして、患者さんの状態を隅々まで把握することで、多くの治療メニューの中から治療法を選び出すことができます。検査一つを行うのにも機器の選定は重要です。患者さんの体の負担を考え、分析・診断を担う機器の導入には充分配慮しています。
効率を考えた治療の追求
当院では、患者さんの負担を軽減するために効率を考えた治療を心がけています。症状により異なりますが、抜歯を伴う矯正治療の場合は1~2年で終了するように努めるなど、どのような治療が患者さんのためになるかを日々追求しています。
臨床と研究に日々接し、得られた技術を患者さんに還元できるよう、研鑽に努めています。
適度の穏やかな力を見極めた矯正治療
矯正治療は専用器具を使って歯を動かすため、治療中は様々な痛みや不快感を伴う場合があります。
矯正治療の痛みを軽減させるために、穏やかな力を与えるのが良いとされています。この“適度の穏やかな力”を充分理解した上で、患者さんが痛みを覚えにくくなるよう配慮しています。
多くの方に治療を受けていただくための費用
当院の矯正治療を患者さんに受けていただけるよう、検査機器や治療設備、器具、材料の質を見直しながら、可能な限り治療費を抑える努力をしています。治療費についてご不安に思われる方は、気兼ねなくご相談ください。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用
- 治療開始当初は矯正装置による不快感、痛み等があるものの、数日から1~2週間で慣れることが多いです。
- 歯の動き方には個人差があるため、想定した治療期間より延長する可能性があります。
- 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正歯科治療には患者さんの努力・協力が必要不可欠です。それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置の装着により歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まるため、丁寧なブラッシングや、定期的なメンテナンスが重要になります。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
- 歯を動かすことで歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきが痩せて下がることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着し、歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受け、壊死することがあります。
- 治療中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
- 歯を削ることで歯の形を修正したり、噛み合わせの微調整を行う可能性があります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外す際、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- 装置を外した後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置を外した後、治療により変化した噛み合わせに合わせてかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやり直す可能性があります。
- 顎の成長発育により噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずの萌出などの影響で凸凹が生じる可能性があります。また、加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせると噛み合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になる場合があります。
- 前歯を後退させた治療後に、ほうれい線が深くなったり、口唇周囲の皺が目立つようになる可能性があります。
- 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。